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ミネストローネ

セロリの葉っぱは無理して食べることなかった。ようやく気が付いた。あれは香り付けに使うものだ。クレイジーソルトにだってセロリが入っているじゃないか。
たまねぎ1個半、じゃがいも1個、キャベツは5枚くらいしか入れなかったけど、もっと入れても良かったなあ。セロリの軸は小口切りにして、葉は切らずにどぼんと入れる。それに大豆とベーコンとトマト缶、鶏ガラスープ。
沸騰したら、しなっとなったセロリの葉は取り出す。ローリエを入れてぐずぐずに煮込む。
以前はミネストローネには必ずマカロニが入らねばならぬという信念があったんだけど、ミネストローネを作ると大鍋に一杯できてしまうので、消費には数日かかる。その数日のうちにマカロニはでろでろになってしまうのでマカロニはないほうがいいじゃないかという結論に至った。まあマカロニがなかったっていうのが本当のところだけど。ちなみにミネストローネに入るマカロニは車輪の形が断然良い。次点でシェルな。
どうでもいいけど今「しんねん」って打って変換したら「新年」になったんだけど、通常は「信念」で12月になったら「新年」が変換の第一候補になるようなIMEがあったらいいよね。
話が脱線しているうちにいい感じにぐずぐずになってきたので、ローリエを取り出す。とろみは自然に付くけど、もっととろみが欲しければ、火を止めて水に溶かした小麦粉を入れる。小麦粉を溶かした水を網で漉しながら入れればダマははいらない。そういえばダマのこと「ままこ」って言う?私は言わないけど。前の会社で仕様書にそう書いてあったもんで。入れたらもう一度火を通す。小麦粉の量は適当で良い。なにもかも適当。あとは塩とかこしょうとかバジルとかオレガノとかタラゴンとかクレイジーソルトとかを適当に入れれば、いい感じのミネストローネができあがる。うまい。