源氏物語 千年の謎
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2012/06/22
- メディア: DVD
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冒頭にていきなりの紫式部手篭めシーン。私は何をしても許されるのだ、ってどこかで聞いたセリフだな。そして謎がもうここで解けちゃってるというか、謎というほどのものでもなかった。まあ安倍晴明が源氏物語の中に出てきちゃってたり、紫式部と源氏が話してるあたりが謎なのかもしれない。そのへんはわりとどうでもいい。
東山紀之の存在感がすごい。あと何故か声がかっこいい。こんな声だったっけ。そして中谷美紀のきれいさ。源氏物語に出てくる美女たちより作者の紫式部のほうが美人てどういうことやねん。
私は何をしても許されるって、「望月の欠けたることもなきと思へば」って歌を思い出すよねーとか思ってたら本当に藤原道長だったというあれ。
田中麗奈の六条御息所はなかなかよかった。つうか源氏って昔から思ってたけどほんとクズだよね。あと藤壺の宮もクズだよね。義理とは言え息子が言い寄ってきて、たしなめるのかと思えば積極的に過ちを起こす方向へ持っていくと。そのクズを演じる真木よう子もよかった。わたくし何も知りませんし、って顔をしつつ義理の息子と不貞を働いた挙句に子供を帝の子供として育てたりするクズっぷりがとても似合ってた。