舞妓Haaaan!!!

舞妓が好きで好きで好きで好きで好きで好きでどうしようもない男の話。

舞妓Haaaan!!! [DVD]

全体を通じて公彦という人はわりと人間のクズであり、商品開発も野球選手も俳優も普通にこなす才能がありながら舞妓以外のものにまったく興味がないというイライラする人間。上がりっぱなしなテンションを抑えられないというウザさにおいても、とても友達として付き合いたいとは微塵も思えない。
それでもその舞妓さんへの情熱に感化されるのか、舞妓さんとか置屋に対しては「守ってあげたい」というような気持ちになる。
ノリと勢いで見ていく映画だと思うけど、前半のスピード感と後半のスピード感が違ってちょっとわかりにくい感じもあった。
見てる間は楽しかったんだけどなあ。
なんだろう。この人は舞妓さんであれば何でも良いという考えからいつか抜け出せるはずだと思って見ていたのに、最後まで結局抜け出せなかったことが気に入らないのかも。