デスノート前編

名前を書くと死んじゃうノートの話。

DEATH NOTE デスノート [DVD]

例によって原作は読んでない。
これだけ有名になってるので、なんとなくストーリーは知ってたけど、どうやら私は勘違いしていた。この話の主役*1はライトだと思っていた。
ちょっと正義感の強い普通の大学生が、変なノートを手に入れたのでちょっと使ってみた、使ってみたらどんどん人が死ぬので面白くなって、うはは悪人どもめ正義の裁きだと調子に乗っちゃった、という話で、普通の大学生は普通の大学生だと思っていた。前提が間違っていた。
心の病を装えば、どんな罪を犯したって有罪にはならない。それっておかしいと思わない？そう言ってるうちはまだよかった。やりすぎだけどまだ普通の範疇だった。
まったく罪のないFBIの捜査官を殺すに至って、あらちょっといろいろ見失っちゃったのかしら、という感じになってくる。だけど殺された捜査官に恋人がすがりつく姿を見て、罪悪感を抱いていると思ってた。
自分の疑いを晴らすために恋人を犠牲にするところで、完全にこの人はおかしいと思い始める。
悪いのはライト。主役はライトじゃなかった。というところで終了。つづきをくれ。

*1:観客側が感情移入する対象と設定している人